2000年9月30日（金）をもって、アイディアの募集は終了しました。
創意工夫を凝らした様々な作品を出品いただきました。ありがとうございました。
今回の安藤カンティネッタアイディアコンペについての審査結果は、本ホームページ及びチルチンビト2001年冬号にて発表されました。最優秀案を元に実施設計が行われ、2000年10月30日からボランティアによる施工が始まりました。→施工初期の様子
現在作業はほぼ終了し、安藤カンティネッタは2001年４月28日にオープンしました。
施工ボランティアの作業の様子、作業工程等はコンペ最優秀賞受賞者であり実施設計者である末武純子さんにによって、詳しく報告されています。→報告書へ
施主の一言
神楽坂建築塾研究生の安藤文隆です。
この春から東京都品川区大井に小さなワインバーとスタジオと自宅をつくることになりました。まだ着工したばかりですが、店舗空間はコンクリートの躯体のままで内装に関しては、あれこれ思案を重ねております。
そこで広くアイデアを公募することにしました。実施案が決まりましたら、職人さんの指導を受けながら、建築愛好家が手作業をしながらカオス的にみんなでつくりあげていく参加型の空間づくりを夢見ています。天井が高く、床にアップダウンがあるので立体的なおもしろい空間になるのではないかと思っています。
▲高層棟・低層棟パース（コンペ対象は低層棟１階右側部分）
主旨・方針
現在新築中の鉄筋コンクリート造８階建の高層棟と３階建て低層棟のうち、コンペ対象部分は低層棟一階である。ワイン・バーとなるこの空間に対する内装のアイデアを募集する。
施主のコンセプトは、
1. ワインバーの皮をかぶったライヴハウスまたはワインが飲めるライヴハウス。
2. 飲み屋であってショップであってギャラリーであって舞台であって学校であって広場であってほしい。
3. オシャレで取り澄ました空間は死んでもいやだ。
◎詳細は90円切手を貼った長型3号の返信用封筒を同封してアユミギャラリーまでお問い合わせ下さい。資料請求のあった方には「募集要項、施主のコンセプト、コンペ対象部分平面図２枚、現場地図」を送付いたします。
審査員
平良敬一(建築評論家・神楽坂建築塾塾長)
鈴木喜一(建築家・神楽坂建築塾事務局代表)
青山恭之(建築家・神楽坂建築塾講師)
磯村一司(建築家・安藤カンティネッタ設計者)
安藤文隆(安藤カンティネッタ主宰・施主)
敬称略
応募資格
応募者は原則として現場説明会に出席できる人で、応募の主旨に賛同できる人とします。その他の資格は問いません（現場説明会は終了しました）。
賞金・賞品
入選若干名 薄謝＋ワイン
誠に申し訳ありませんが主催者の経済的事情により賞金は少々です。（総額20万円程度）
応募サイズ
応募サイズ平面表現A2サイズ・２枚程度。説明文をＡ４で２枚程度添えて下さい。模型写真を貼り込むことは構いませんが現物は受け付けません。
応募作品は原則として返却いたしません。必要な場合はあらかじめ各自で複製しておいてください。
応募方法
氏名(フリガナ)・年齢・住所・電話番号・FAX番号・Ｅメールアドレス・職業・勤務先あるいは学校名(学年)を応募用紙に明記し作品に添付して応募して下さい。グループによる応募の場合はその代表者を明記の事。応募登録の必要はありません。Eメール、FAX、 デジタル作品による応募は受け付けません。
応募締切
2000年9月30日(土)
郵送の場合:当日消印有効
持ち込みの場合:2000年9月30日(土)午前9:30〜午後12:00まで
発表
2000年10月中頃、応募者に通知するとともに、 チルチンびと2001年冬号に入選者を発表する予定です。また、ホームページにて公開する予定です。
その他
応募作品の著作権は応募者に帰属しますが、応募作品の雑誌掲載など発表に関わる権利は主催者が保有します。但し、応募作品は入選案であっても現場にて大幅な変更があり得ます。著作物としては応募作品の段階で完結し、入選案、若しくは入選案を参考として出来あがった実施案は、それらを基に実際に施工されたものとは著作物としては別物である事を了承願います。（入選案がどの程度反映されるかは入選者とオーナーと審査委員で相談の上決定させていただきます。）応募作品の著作権について第三者から異議申し立て、苦情があった場合、主催者側では一切の責任を負いません。応募者が対処して下さい。
主催
安藤カンティネッタ＋アユミギャラリー神楽坂建築塾
お問い合わせ
アユミギャラリー神楽坂建築塾