これは2001年の仙台スケッチツアーでのスケッチの1枚です。片平キャンパスにあるこの古いたてものがポツンっと建っていたのが印象的で、気になって描きました。
これまでのスケッチをひととおり振り返ってみて今回はこの一枚を取り上げました。3年前に描いたときの情景、記憶や感情などがリアルに蘇ってきます。スケッチはさしずめタイムマシンみたいなものなのかもしれません。
スケッチをはじめるとだんだんと楽しくなって次々と描くのですが日常の生活で描くことが疎遠になってしまいがちです。「楽しく描くことが続けられれば、ずいぶんと生活が引き締まるなあ」といったようなことを思いながらこのスケッチを選びました。
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