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道頓堀に架かる戎橋。通称ナンパ橋とも。ここは阪神タイガース優勝の時に、道頓堀ダイブが問題にもなった橋であり、また大阪の観光スポットであるグリコの看板を見上げるに絶好の場所でもある。有名な場所であるが、橋を意識する人は少ない。橋の中央には張り出し部分があるのは、淀屋橋などと同じだ。橋の意匠設計は、京都大学建築学部を卒業した平松英彦。高い意匠力で将来を有望視されていたが夭逝した。残された作品は少ない。残念なことに近くこの橋も取り壊され、新しい橋に架け替えられるという。いろいろ理由もあるかもしれないが、非常に残念なことだ。大阪の中でも特に雑多な感のある場所にありながら、実に静かなたたずまいの橋で、なんだかスケッチをしながらせつなくなった。
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