UNTITLED
鈴木 正見 Masami
SUZUKI
オリッサの州都、ブバネシュワ−ルで、知り合いになった友人は、
僕が行く度に、実家のある村へ誘って呉れる。
そんな彼も、初めて僕を誘った時は、いろいろ心配したという。
トイレット・ペ−パ−の無い、インド式トイレ、
簡単な囲いしかない、屋外での水浴び、
レストランや町の人々と異なる食生活など。
そして、日本人など始めて見る、家族や村人のことなど。
最初はやっぱり、家族や村の人達は、
好奇心と警戒心の混じり合った目で、見ていたようだ。
初日を楽しく過ごして、喜んでいる僕を見て、
ほっとしたと言っていた。
数日滞在して帰る時には、家族や親戚の人達が、
温かく見送って呉れた。 二度目からは、もう大丈夫。
近所の人達も、顔を覚えて居て呉れて、
にこやかに向かえて呉れる。
AYUMI
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