AYUMI GALLERY

2000.01.21 Fri. 〜01.31 Mon.

鈴木喜一水彩画展
旅の中の風景1991〜2000

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【すずききいち】

<略歴>
1949年静岡県生まれ。武蔵野美術大学卒業。武蔵野美術大学講師。
鈴木喜一建築計画工房主宰
1980年〜1981年、フランスを中心にヨーロッパ各地、北アフリカ、中近東を巡る。【主な作品】南会津の馬宿・染屋復原、中野白鷺の家、雑司が谷の家、猫の家ほか
【主な著書】『新・大地の家』(建築資料研究社)
『旅の中の風景』(PMC出版)
『スケッチで綴る日本近代建築紀行』(日経BP出版センター)
『旅泊の空間』(商店建築社)
CD−ROM写真集『アジア漂流』(t−rex)
1984年、鈴木喜一建築計画工房開設及びアユミギャラリーを開廊。
 実務のかたわらアジア辺境を中心とした独自の旅を続け、プリミティブな人間の風景をじっくり記録している。
【戯曲】『馬宿夢幻』、『戯れ言』、『アジア人間漂流』

 かつて『旅の中の風景』(PMC出版)という画集を出版したことがあった。
 1980年代の僕の旅の記録の断片であるが、あれからもう10年がたとうとしている。
 相変わらず同じスタイルで旅は続けられているのだが、描かれたスケッチは少しずつ自分でも無意識のうちに変化しているような気がする。
 例によって今年の年末も旅に出る。2000年の初陽は地球上のどこで迎えることになるだろう。

 本展覧会では1991年1月から2000年の1月15日までに旅の中で描きためた水彩画の中から約50点を展示する。アジア全域から中近東、中米、地中海沿岸まで、最近ではポルトガルの古い街、ボルネオの活気のある風景を描いた作品も並ぶ。

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