AYUMI
GALLERY |
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2003.1.17[Fri.]
〜1.29[Wed.]
鈴木喜一水彩画展 時の流れの舟に乗り
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すずききいち 建築家。武蔵野美術大学講師。1949年、静岡県富士宮市生まれ。1980年〜81年、フランスを中心に、ヨーロッパ各地、北アフリカ、中近東を巡る。1984年、鈴木喜一建築計画工房開設及びアユミギャラリーを開廊。1993年〜94年、国立中国美術学院研究員。杭州を拠点に中国各地をフィールドワーク。1981年より実務のかたわらユーラシア全域にわたって独自の旅を続け、プリミティブな人間の風景をじっくり記録している。1999年より神楽坂建築塾、2000年より同美術塾・写真塾を主宰。 |
2002年、鈴木喜一の国外旅行は、恒例の年末スケッチ巡礼を含めて全7回を数える。彼は多岐にわたる創造活動を続けながら、その一方でリュックを担いで軽々と旅に出てしまう。密に重なる日常をいとも簡単にふりほどいて、時の谷間に入ってゆく。彼はどんな風に吹かれて、どこを歩き、何を見て、何を想ったのだろか。中国・べトナム・ルーマニア・ハンガリー・アイルランドの風景を中心に鈴木喜一最新の水彩画約50点が展示される。2003年の幕開けにふさわしい展覧会になるにちがいない。(M.T) |
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