AYUMI GALLERY
展覧会案内 2004 

 40年を越えるつきあいの3人に若いメンバーを加えての4人展。
「直感・瞬間・炎・水・風景・反り・過去・たたき・懐かしい木と冷たい鉄」
陶芸、木工、写真と異なるジャンルでの表現を一つの会場に集合させます。

2004.11.19[Fri.] 〜11.24{Wed.]
11:00 -19:00
(最終日18:00)

 

ココココ

虎視凛凛と

 

●陶芸
今成 誠一 (いまなりせいいち)
益子・塵庵
1950年 東京に生まれる
1974年 近畿大学卒業
1979年 備前にて浦上善次に師事
1982年 金重利陶苑に入る、川端文男に師事
1986年 益子にて独立築窯
日本陶芸展 入選
伝統工芸展 入選
朝日陶芸展 入選
2001 年  塊魚シリーズを始める

 「水分を含む土はやわらかくて、黒く光り、手触りもここちよい。ポンと置いただけの塊で十分存在感がある。それをほんの少し動かすことによってカタチになる。やがて水分が無くなり、白っぽくカサカサした感じになるが、これを炎にくぐらすと凛とした塊魚の誕生となる。」

●木工・漆
金親 正幸(かねちかまさゆき)
1950年 東京に生まれる
木工家として家具製作
東中野・包のカウンター製作
和光大学の拠点、鶴川駅前の焼き鳥「大将」、新店舗のカウンター製作
町田市のグループホームあおぞら、ふよう病院の家具製作 ほか

 「鉄工所を経営しながら木工と漆の世界に入って10年が立ちました。自分捜しのために始めた木工ですが、最近は木と漆の他に鉄も使っています。」

●写真
北田 英治(きただえいじ)
●シンポジュウムのお知らせ
1950年 鳥取県生れ
1970年 東京写真大学短期大学技術科(現、東京工芸大学)卒業

○写真展
「建物―旧日本赤十字社本館」個展/1977年/画廊春秋
「精霊の森―アカ族のいとなみ」個展/1994年/ギャラリー暖
「フォトインベントリー・東アジア」個展/1996年/ギャラリーU
「ザンサンホ-アカ族のくらし」個展/2001年/荒木町・べえ
○展覧会
「DISCONT―不連続統一体」吉阪隆正+U研究室展/写真・スライド/1998年/ギャルリー・タイセイ
「文化遺産としてのモダニズム建築展」/2000年/神奈川県立美術館
「DISCONT+TEEM ZOO」/2001年/フランス・ナント
「ル・コルビュジェ、カーン、ドーシのアーメダバード」写真・ビデオ/2001年/ギャルリー・タイセイ
○写真集
「サレジオ」/1996年/TOTO出版

 1980年代から撮影したアジアの写真には、色が生きている。色の粒子が天空を走り、色が大地に染み込む。色が優しく包み込み、色が風景を切り裂く。
 多彩な色を放つ写真群。

●陶芸
田代 倫章(たしろとしふみ)
1979年宮崎に生まれる
1996年に大阪府柏原高校に入学、陶芸部に入部する
1998年奈良芸術短期大学陶芸コースに入学、専攻科を含め4年間在学、主にオブジェなどを製作
2002年益子にて今成誠一に師事。益子陶器市などに出品
2004年9月「焼成」水戸池田美術館にて今成氏と二人展

 「焼き物を本格的に始めた大学時代では、その大学の方向性から多くのオブジェ的な物を作り、形としておもしろい物をいかにして作るかという事ばかり考えていました。
益子に来てから、その考えが少しずつ変わり、今では、焼き物本来の魅力として、焼き物の質感と言う物に関心があります。土から考え、焼き締めをベースに、いかにしてそれを高めていくかという事です。それが、今自分に課しているテーマです。」

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