AYUMI GALLERY

1997.9.5 fri.〜15 mon.

古民家再生工房写真展
『甦える民家』

※この展覧会は、8月27日から9月15日にかけて東京の松屋銀座デザインギャラリーでも開催されます。
その後ストックホルムのスウェーデン王室芸術アカデミーで、10月4日〜10月26日の間、展示されます。

ギャラリートークのお知らせ

我々「古民家再生工房」は岡山を中心に活動する建築設計事務所を主宰する六人の建築家によるグループの名称です。
設計の原点を日本の民家に置き、地域の景観問題も踏まえて、壊され、又は放置されている古民家の再生と建築活動を行なってきました。
その中からこれからの日本の住宅の新しい設計方法を見出していこうとしています。
工房設立より10周年にあたる本年、スウェーデン、東京とで我々の作品と活動を展示し、より多くの人々に我々のメッセージを伝えることができればと考えています。

●神家昭雄[かみやあきお:1953年生まれ]
環境や自然への危機感を持ち民家再生や町並みの中から自分の形を模索するナチュラル派。

●大角雄三[おおすみゆうぞう:1949年生まれ]
建築会社設計部などを経て工房に参画。シンプルな住まいづくりを指向する自然児。

●楢村 徹[ならむらとおる:1947年生まれ]
地方の建築家としての意識や伝統の意義を唱え、感動を与える建築づくりを標榜。

●萩原嘉郎[はぎわらよしろう:1947年生まれ]
「秩序と状況の生き生きとした演劇」をかたちにしたい、という静かなる行動派

●佐藤 隆[さとうたかし:1945年生まれ]
商業建築設計に加え、民家を主題とした住宅を手掛ける。インテリアデザイナーであり画家。

●矢吹昭良[やぶきあきよし:1939年生まれ]
イタリア留学の後、帰国。自然の有機的要素を一体化した建築を指向。工房の代表。

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