2004年8〜9月 神楽坂建築塾 東チベットツアー報告

東チベットの山々に囲まれて

 

 

大橋富夫(神楽坂写真塾塾長)先生の東チベット作品集はこちら→●●●   


 東チベットの空は今までに見たことのない色でした。それは現地の人々の色でもあると思います。川の流れは速く、雲の流れは速く、逆に時間の流れだけはゆっくりと感じました。8月27日(金)〜9月4日(土)の8泊9日、中国・四川省丹巴を訪れた神楽坂建築塾番外ツアーには、平良敬一塾長を団長に、大橋富夫氏やその他建築塾講師、塾生の総勢30名が参加しました。成田を出てから三日もかけて辿り着いた東チベットの丹巴、そこには歌と踊りで僕らを迎え入れてくれた大勢のチベット人がいました。彼らのやさしいことときたら、外国人という人種・言語の壁を少しも感じさせずに触れ合ってくれるのです。時間を共有する時は楽しい笑い、別れの時は寂しさだけが僕の中に生まれました。

 勉強=散歩。歩いているだけで学習になりました。路地を通って、高台まで歩けば集落の全体配置を掴むことも出来ました。動植物と共存する住まいは人間のことのみを考えられたものではないと感じました。塔のある民家集落、密教と親密にある寺院や住居。甲居村で行った古い民家(上の写真)の実測調査等、どれもこれも貴重な体験でした。         

 また、自然と寄り添うように生きている人々の逞しさや、生活の苦労にも少し触れることができました。この色の匂いをまた嗅ぎに行きたいと思っています。

 最後になりましたが、王超鷹さんをはじめ、現地でお世話になったみなさん、ありがとうございました。

 伝統的な美しい田園風景を残す甲居村の再調査は来年の2月(旧正月)に行うことになりました。
 みなさんもぜひ参加してみてください。(
募集のページはこちら)     (文・写真/鈴木悠 神楽坂建築塾第6期生)

             

  

△実測調査を行った甲居村の風景

     △高台から見た卑恵基鎮村     

△実測調査を行ったラム邸の娘さん

△甲居村から川を見下ろした風景

  △民家の屋上に付いていた旗


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