|
|
東チベット再訪 たくさんの出会いがありました。自然・人・動物・病気・食物・言語。旅は出会いが醍醐味。自分の知らない地に足を踏み入れた時の喜びはとても純粋なもの。 最後になりましたが、王超鷹さんをはじめ、現地ツアースタッフ、村でお世話になったすべてのみなさん、ありがとうございました。ツアー参加者総勢21名全員無事に旅を終えることができました。
(文・写真/鈴木悠 神楽坂建築塾第6期生)
今回の東チベットツアーでは前回(2004年初秋)訪れた甲居村を拠点に、布科村・巴底村を訪ねました。どの村でも共通するのは人の笑顔の素敵なこと。目があうとニコっと笑ってくれるから、つられて僕も笑う。何の違和感も無くコミュニケーションをとれるから、とても居心地が良く、興味もどんどん湧いてくる。
夜になると村の人が集まって宴が催される。食べて、飲んで、歌って、踊って、結構長い時間騒ぐ。朝になると何ごともなかったかのように静かな村になる。でも、牛と豚と羊とヤギと鳥たちが夜のおかえしに鳴いていました。
天気は高地ということもあり、刻々と表情を変え、昼過ぎくらいからよく雨が降ってきました。寒かったり、暑かったりで、体調を崩す方もいました。風景が綺麗で、建物の一つ一つがかわいらしく、その集落が美しく、植物も動物も生き生きしていて、なぜなのだろうと考えると、暮らしている人が素敵だから全てそうなるんだなと思いました。彼らは自然と一体化しているとも思いました。チベットの宗教というのはつまるところ、自然と融合すること、とも聞きました。
でも、東チベットにも大きな問題があります。それは天然林の大量伐採・盗伐から来る水質汚染・水量不足問題です。大地を護っていた木が不足して土砂崩れが起こる。村では植林運動をして、以前の姿を取り戻そうとしていますが、植林の成功率は20%だという厳しい状況です。ペットボトルやビニールなどの放置によるゴミ問題も顕在化してきました。これらは現代文明がこの理想郷にもたらしている深刻な問題です。東チベットはとても素晴らしい場所で、学びとるところが大いにあるのですが、いろんな問題に直面しているんだなとも思いました。
生活の原風景に感動しただけではなく、自分にいま何ができるだろうか考えてみたいと思います。








★ツアー参加者報告ページ★