| 第四期神楽坂美術塾 佐原スケッチ会報告ページ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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■3月21日 スケッチ会二日目の朝は早い。前日のスケッチが仕上がっていたため、ただ己のスケッチ欲を充たすため、はたまた前日怠けたのを取り戻すため、その理由は様々である。早い人は6時前から起きてたらしい。そう言えば昨晩、塾頭・岡田さんは「三枚描く!」と豪語していたなぁ。ボクも6時半に起き、朝飯前に一枚描こうと外に出た。外はといえば昨日の悪天候とはうって変わって快晴。しかし空が晴れている分、冷え込みは昨日よりひどいようだ。何もしていなくとも指先がじんじんしてきた。宿の周りを一回りしたが、ここはやはりお世話になった木の下旅館だ、とうことで対岸から旅館をを描くことにした。しばらく描くと指先の感覚が無くなってきた。すっかり冷えきった体で宿へ。
朝飯前から頑張ったのでお腹はぺこぺこ。もりもり食べた。シャケが旨い!温泉卵が旨い!お腹いっぱい。食事が終わると、スケッチに出る人、なぜかストレッチ体操を始める人、15分睡眠をとる人等々、みんな自分のペースで二日目の佐原を楽しんだ。とにかく、今日はもう東京に帰らなくてはいけないのだ。ボクは遠山の元さんと共に水門へ向かった。小野川をずんずん下る。道路を越えてもまだ下る。線路を越えてもまだ下る。ボクは挫折してしまった。それでも元さんは初志貫徹、水門目指してずんずんいってしまった。ボクはと言えば、青空の下、遠ざかる元さんの背中をしばし眺て、もと来た道を引き返すことにした。ここはやっぱ正上か。戻るとそこでは既に数人の塾生が絵筆を走らせていた。ボクはただでさえ筆が遅いのにすでに後れを取っている。気が焦るばかりだ。構図を考えるも、ええい、ここは正面突破だ。川を挟んで正上を正面から描く事にした。当たり前だがやっぱり天気が良いと描いてて気持ちが良い。鼻歌交じりでスケッチ。
2時頃にレストラン・吉庭でお昼ご飯。いただきまーす、とおもったらテーブルの向こうの方で、魚谷母さんがご馳走のスケッチをしていた。んー、ボクはできなんだ。どうしても筆より箸の方が動いてしまうんだ。ご馳走を食べ終わる頃に、今日のスケッチの講評会&一年間の感想を塾生の皆さんに言ってもらった。時間が経つのは早いものでそうこうしているうちに東京行きのバスの時間が来てしまった。バス停まで急いで向かった。4時16分にバスは来るはずだったのだが、なかなか現れなかった。結局、暇を持て余した塾長が四股を踏みだして相撲大会となる。
やっとのことで乗り込んだバスであったが、その歩みは遅かった。高速に乗る前に渋滞に引っ掛かってしまった。もー、こーなったら気長にいくしかない。高速に入ってもエッチラオッチラという感じで、結局東京に着いたのは7時頃であった。東京駅の人込みの中にいる状況と、つい数時間前の小野川ぞいでのスケッチをしていた事を、どうも同じ時間軸上に並べることが難しかった。ボクはしばし映画館から出てきた時のような浮遊感におそわれた。こうして第四期神楽坂美術塾の全講座が終了した。 |
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| み ん な の 作 品 二日目 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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