美術塾の研究生でもあり、クライアントでもあり、飲み友達でもあり、テケテケ主催者でもあり、旅仲間でもあるMさんが昼休みにひょっこりアトリエにやってきた。(よくあることですが・・・)
 本を片手に持っている。
「どんな本?」
「『タオ』(加島祥造)だよん」
「老子の本だね。上善如水……」
 かつて僕も読んだことがあったので、とりあげて興味深くパラパラと繰ってみる。

 水はすべてのものを養う
 それでいて、威張りもしない
 人のいやがる低いところへ、みずから先にたってゆく
 心は深い淵のように静かだ
 そして決して争わない



 

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