■団長：鈴木喜一
今回で5回目となるこの旅ですが、来年は南仏に行きたいと思います。先着8名で最大でもこの位の人数でやりたいですね。不具合も色々あると思いますが、これだけ皆さんが絵を描いたというのはすばらしい。描き方も皆違うので影響を受けながら描けますしね。
また、描き方というのは無限にあって、例えば建物の外観を描いたら、次は室内を描く。川を描いたら、空を描く。街並をざぁ〜っと描いたら、今度はディテールに迫って描く・・・など、旅をしながら様々な視点で描いていくとスケッチポイントも無限にあるのです。毎日絵が描けるというのは幸せなことなので、自分を揺さぶりながら高めていきましょう。
▲プラタナスの広場／Sketch by Kiichi Suzuki
■石瀬裕美子
とにかく・・・来られて良かったです。食べるのも忘れて夢中になって描いている姿を見て、とても感動しました。講評会で皆さんの絵を見るのも楽しく、私も1つ1つを完成させられるように描きたいと思いました。日常の雑事を忘れて絵を描くのに専念出来る素敵な旅でした。
▲デルフトにて／Sketch by Yumiko Ishaise
■魚谷幸子
街並や建物に圧倒されて、絵を描くペース配分が上手くいかず、思うように描けませんでした。しかし、一緒に描いていた佐藤さんのリズミカルさにはとても感心させられ、影響を受けました。
▲プラタナスの広場のカフェ／Sketch by Yukiko Uotani
■加藤晴朗
今回は女性参加者が多かったのですが、皆さんの絵は描くことを楽しんでいるのがとても良く分かるので、見ているのも楽しいです。また、このスケッチツアーは、各自が散策してスケッチするので、自分では発見出来なかった新しいスケッチポイントを教えてもらえるのも魅力の一つですね。
▲Bar Hoppe／Sketch by Haruo Kato
■佐藤隆之
皆さんの描き方を見ていて、画面の中に定着させるだけでなく、もっと想いをぶつけても良いのではないかと思いました。形なんて気にせず、細かく描いたり想いをぶつけたり、自由に描いても良いはずです。自分に惚れればきっと良いものが描けます。ただ、メクラになってはいけないですけどね。
▲デルフトの教会／Sketch by Takayuki Sato
■重村節子
昨年に引き続き2度目の参加です。普段の生活をしているとなかなかスケッチはできないのですが、この旅では絵を描くのがとにかく楽しいです。この感じで普段も描きたいですね。皆さんの絵を見せて頂くのも良い刺激になります。
▲デルフトより／Sketch by Setsuko Shigemura
■高橋千恵子
絵を始めて3年。10分でも5分でも、写真ではなく旅の思い出にと描きとめました。でも、皆さんの想いを込めて描かれたスケッチを見て、簡単に描きすぎたかなと思いました。今度はサイズを大きくしてじっくり描くのに挑戦したいです。また、皆さんとの旅がとても楽しかったので、また参加したいです。
■中嶋聡子
リュックを背負って歩き回るスケッチツアーということに最初はとても不安でした。しかし、毎日描いて、毎晩飲んで、というこのツアーはとても楽しかったです。
またデルフトの町がとても可愛く、その町をあとにしたときは心残りでしたが、最後にデルフトに戻り加藤さんとレンタル自転車で郊外をまわったのは楽しい思い出となりました。この旅にはいつも参加しているツアーとは違った楽しさがあります。
▲メルヘンの街並デルフト／Sketch by Toshiko Nakajima
■古江悦子
今回初参加で驚きの連続でした。先生のコンパクトにまとまった荷物や、旅先でのスケッチ道具など、いろいろと勉強になりました。また、講評会で皆さんの絵を見るのもとても楽しく、勉強になりました。
▲Delftの町／Sketch by Etsuko Furue
■森のぶ之
毎年参加しているので、皆さんの上達・作品の変化がよくわかります。どんどん上達する方や毎年変化するタッチを見るのはとても楽しいです。
また、オランダに来て感じたことは、フランス料理・イタリア料理・インドネシア料理・中華料理・・・と、オランダ料理というものが特にないことに少しがっかりしました。自称グルメ評論家としては「もっと食にポリシーを持て！」と言いたいです。
■事務局：魚谷純子
オランダはとても寒いと聞いていたので覚悟してきましたが、それほど寒い日がなく、また天候にも恵まれスケッチ三昧の旅となりました。
ただ、最終日のハプニングでは皆様に大変ご迷惑をおかけしましたが、最後まで旅を楽しんで下さったことに感謝致します。有り難うございました。
▲プラタナスの広場／Sketch by Junko Uotani