■近江八幡まちあるき及びギャラリートークの感想■


ヴォーリズの建築が数多く残る近江八幡が好きで、今までも何度か訪れています。ギャラリートークでも話されていた通り、和洋折衷の建築はそのまま町の中の和風建築との融合とも重なってとても美しいと思います。ますますすてきな町となることを楽しみにしています。【無記名】

近江八幡は思い出の地です。若い頃、まだヴォーリズという人の存在すら知らす街の不思議さにひかれ、つかれたようにさまよい歩いたものです。結婚した今も時々ふらりと訪れていますが、不思議ななつかしさを感じます。街の再生・保存、いろいろ問題があると思いますが、映画村みたいには風にはなってほしくないです。【京都市・女性】

私は滋賀県出身でありながら、この近江八幡には初めて足を運びました。そして感じたことは、このまちに住んでいる方々の愛着の深さです。私も、大津の膳所で育ったので、城下町の近くでしたので小さな頃は写生などよくしました。その時は何も考えなかったと思いますが、もっとももっと地元の風景を見てみたいなと感じました。せっかく歴史ある場所に育ったことを大切にしていきたいです。ヴォーリズの建物は、本当に、ヴォーリズ氏の心の暖かさをにじみ出しているという印象でした。どれかひとつでも中に入れたことを幸運に思います。また来ます。【神楽坂建築塾塾生・女性】

あわただしい市内見学と酒游舘での有意義なトーク、地元の太田さん、西村さんの貴重な体験と意欲あるお話し、また山形先生の、ヴォーリズにとどまらない広い文化的視野に立ってのお話し、まことに良い一日でした。本年三月、一泊二日で一人で市中を駆け歩いて二十余りのヴォーリズの建物のうち半数近くをスケッチしてあったので、再見して今日は余裕の目で八幡の街の素晴らしさを感じとりました。古い良きものを敬愛することは、私(72歳)を含め、人生を長く生き抜いてきた人達にとっても他人ごとではない重要なことでもあると思います。【神奈川県・男性】

近江八幡に何があるのか全然知らず、友人に誘われて来たのですが、時代劇にも使われるという風情のある建物と堀などがあり、思い切って来てとてもよかったと思っています。とても古い建物が残っていて驚きました。住んでいる人々の心のあり方や考え方が、まさに建物とともにあり、次の世代に心とともにうけつがれていく姿がとても気持ちの良いものであると思います。いろいろな土地にある建物をできるだけ多く見てみたいものだと刺激を受けました。おもしろかったです。【東京都・学生・女性】

ギャラリートークの中で「良い街並が人の心を規定する」という言葉が大変印象に残りました。昔、村松貞次郎先生が言われた「ツルツルとした、とらえどころのない印象の残らない」建築がはびこる現代の街並が、若者の心にどう影響を与えているのか、と思わずにおれません。【京都市・近代建築探訪メーリングリスト・男性】

近江八幡は、もっとゆっくり、いつか来たい町になりました。シンポジウムはもう少し「内容のある話」を期待していました。【無記名】

三重の伊賀から来た大工です。旧八幡郵便局の、ゆっくりとしたゆったりとした保存、というか修理というか、そういう状態に非常に共感します。掃除から始まったというのがまさに、それを表していますね。我々の現場での仕事も、片づけることから始まります。いたんだところをできる範囲でとりあえず直して、何はともあれ使ってみる、これが大切。【三重県・神楽坂建築塾塾生・男性】

ヴォーリズ建築についても町並み保存についても大変興味深く、前回訪れた時にも教会が新築されていたこと、大変残念に思いました。私自身、建設コンサルタントで働いており、新しいものをどんどんつくることと、古い建物が大好きなので古いものを残していくことの難しさをいつも感じており、町並みをできるだけ保存する活動にも自分自身参加させていただきたいと感じました。【大阪府・女性】


三度目の近江八幡で、住んでいる方、町に関わっている方の声を聞くことができ、有意義であった。以前、二回の訪問で、なんでこの町に来ようと思ったのかなぁ、と思い返してみると、古い町並が残っている、水郷がある、ヴォーリズの建築がある、といったことだった。来て初めて、埋め立ての危機にあった八幡堀、この町を拠点としていたヴォーリズの生涯などを知り、魅力がここにあるものだと感じた。これからも、妙に観光化せずに、住民が町を愛していることを感じられるところであってほしいと思う。【東京都・神楽坂建築塾塾生・女性】


人と出会い、人の話を聞くことで、まちの印象はかくも変わってしまうものか、と感じた。パネリストもおっしゃっていたが、まさにまちの魅力はそこに住み、がんばっている人の魅力である。太田さんや西村さんたちの話を聞かなければ、また暑い中丁寧に説明してくださるあのまちあるきがなかったら、こんなに陰影深く近江八幡を知ることはできなかったと思います。これからは、旧郵便局を、まちづくり全体の中にどう位置づけていくか、が課題となるのでしょう。NPOをとったということも、こういう人々がいるのならむべなるかなという感じです。何度も訪ねるつもりです。【東京都・男性】


近江八幡へは初めて来ましたが、落ち着いたいい街だという印象を受けました。よく地方都市に、観光目的でつくられたような近代建築を目玉としたところがありますが、この街がそういったありがちなところになることがないよう、この趣を守りつつ、発展していくことを願っています。【東京都・デザイナー・女性】


文献でしか知らなかったヴォーリズが、実に清廉方潔であるのは、よもや企業イメージの絡んだ(創作とまではいかずとも)作為が働いてはいないか、という疑いを払えずにいたのですが、現地のボランティアガイドのトークによって、熱烈さゆえの欠点を持つヴォーリズや、地域の人々に心からの尊敬をもって愛されていたヴォーリズが、陰影と暖かみのある明るさを持って生き生きと浮かび上がってきたので、来た甲斐がひとつできたと思いました。清らかな流れを持つ街は美しい、という言葉も、都市論、象徴性を内在した河川の本来のあり方、河川土木について等など、きわめて示唆的なものがありました。【東京都・ライター・女性】


街歩きが始まる前に早めに到着して、八幡堀の辺りを歩いていたのだが、途中、「吉田の麩」に寄りました。最初、よく観光地にありがちな押しつけがましいところがないのをいいことに中で休憩していたのですが、本当に快く対応していただき、また試食もおいしくてすっかり気持ち良くなりました。堀も、水の近くまで降りられるようになっていたり、岸の家並みも美しかったです。街歩きの解説の中で、一度、埋め立ての危機があったことを聞き、驚くとともに、街の人々の努力や意志を思うと、人々の気概を感じました。【東京都・学生・女性】


存続する城下町を実際に歩き、その古く味のある町並みが堪能できよかった。また近江商人の気質が感じられ、観光客に媚びない強固な町の保存の意志が伝わる。城下町の近くに現在住んでいるが、存続に難しくすたれていく様子を見ているだけあって、今回の力強く息を続ける町の力を、歩きながら感じられ、大変よかった。【愛知県・女性】


まちをあるいた感想。このあたりはゆきが多いのかなぁ。町家の柱の足元とりかえていおうちおおかった。【京都府・建築家・男性】

近江の国の豊かさを実感しました。市民の方のまちづくりへの努力に敬意を表します。【大阪府・都市文化研究会・男性】


今日のギャラリートークにて思ったことは、古い建物はみんな意識の中にあり、しかし新しく建てられる建物は‘まちなみ’の考えから外れがちである、しかし近江八幡は、新しい建物も‘まち’に溶け込んでいるように思われます。これからもっと見たいと思います。【埼玉県・工務店・男性】


近江八幡には初めて来ましたが、今回短い期間でしたが「一粒の会」の方の説明を聞きながら街歩きができたことはとてもよかったです。古い商人の文化のある街に、特にヴォーリズ氏という特定の人が考えた家との融合が素晴らしい街になっているのがよくわかりました。やはり家づくりは、その街との関わりやしっかりとした融合が大切で、又、職人の技術とその作り出す力がいごこちのいい住まいになれば、といつも考えていたいものです。【神奈川県・工務店・男性】


私は自分の住んでいる街並み整備が非常に気に入らないのですが、ここで「住む人の心が街並みをつくるし、街並みによって人の心もつくられる」というパネリストの話を聞いたので“痛かった”です。気に入るように努力しないといけないなー。一人じゃできないから何人か集まらないと……。【埼玉県・神楽坂建築塾・女性】


ぼくは郡上八幡の産まれで、盆と正月には時々帰っています。同じ八幡という街のつながりで嬉しいです。今日は鈴木先生と宮本先生の顔がどんな顔か分かったので満足です。「見る」ということ、50や100の建物を見ただけではダメで、1000くらい見ないと自分の見る視点が分からない。よく見てよく描こうと思います。【愛知県・男性】

街歩きはみなさんと離れて歩いてしまいましたが、お堀を十分に歩いてみました。四季を楽しみながら散歩ができる道ですね。桜が咲く頃にもう一度来たいと思います。スケッチもここを描きたいと思います。街並みもゆったりとした気分で歩ける街でした。ゆったりしすぎてお堀のあずま屋で昼寝もしてしまいました。そよ風がとても気持ち良かった。久しぶりののんびりした一日でした。【茨城県・神楽坂建築塾塾生・女性】


近江八幡の街を案内してもらっていちばんに感じたのは、とても裕福な街だなあということです。これだけの規模で保存していこうとすると市民の気持ちだけではなかなか難しいと思います。経済的にも裕福な街だからこそできたのでしょう。生きたお金の使い方を知っている人がいて、うらやましいです。【愛知県・神楽坂建築塾塾生・女性】


今回青春18切符で来たので電車の中ではうつらうつらとしか眠れなかったので、とりあえず午前中は八幡堀のそばで寝てしまいました。とても気持ちよく寝ることができ、暑い中でもやっぱり水辺は風が涼しかったです。あっという間に12時になってしまいました。まちは駅前はやはり他の都市と同じ顔をしていたのですが、駅から離れるといい顔になって頑張って眠れぬ夜を過ごした甲斐があったと思いながらも、暑い中の寝不足まちあるきは頭がボーッとしていたので、明日(27日)はきちんと目を覚ましていこうと思う。スケッチをしている人も2〜3人見かけて、それが風景に溶け込んでて、自分もスケッチしてまちの風景に明日はなろう!と思う。【神奈川県・神楽坂建築塾塾生・女性】


まちあるきの感想……街並みを歩いて道幅が少し広く感じた。じっくり歩いてみたい。ギャラリートークの感想……いいものを残し活かしたいという気持ちが具体的に活動を通して形になっているのだということが伝わった。【神奈川県・プログラマー・男性】


ヴォーリズが必要充分で永く人に愛される建築を目指していたということが印象に残りました。住んでいる人、使っている人が使いやすい建物、まちを歩く人の目に入ってきて心地よい建物、だからこそ50年、100年と残ってきているのではないでしょうか。ヴォーリズの建物は人の使われ方によって光り輝いていくというお話もありましたが、人がそこにいることで建物は初めて完成するのではないかと思います。使う人が完成させるものであるから、設計に関わる人たちが自分の設計した建物を「作品」と呼ぶのも、“建築家”たちの思い上がりではないかとも思います。例えばこのまちに新しく建てられた「瓦ミュージアム」(どこがいいのかわからないという地元の人の言葉も印象的でした)、今はできたばかりできれいですが、20年後、30年後この建物がまちの人びとから愛されているかは疑問です。でもヴォーリズの建物は今後10年経ってもほとんど壊されることなしに大切に残されていることと思います。ヴォーリズの設計理念を日本中の建築家が持つことができれば、日本はもっと美しい国になるのに……決して忘れないようにしたいと思います。【静岡県・建築設計・男性】


いろいろ話をうかがって少し気になったのは、古いものを活用保存することに結構片寄っている様に感じられました。それと同じくらい新しいものにも目を向けてうまく歴史を続けていければ良いと思います。【女性】


近江八幡に初めて来ました。静かで街並みが美しく、建物も和風とヴォーリズの建物が調和してステキな街です。堀も美しく柳やその他多くの樹と白い壁の風景は日本的な印象でした。【無記名】


大変貴重なご意見を拝聴いたしました。新町にプレハブが建てられています。なんとかならないのか、施主の方が考えられたのであろうが、大手ハウスメーカーは何を考え提案したのかな、一律主義、まちに住むものとしてなんだか恥ずかしい思いをしています。永遠に満足いくものを求めて頑張ってみようと思います。【近江八幡・間の会・男性】


後半のトークが面白かったです。いい建物をたくさんみないといけないと思います。すみません。前半は見学会の疲れか寝てしまいました。ごめんなさい。いいお話がきけなくて残念でした。【無記名】


近江八幡には再たび来ていますが、いつも景色を見て感動しています。今回はヴォーリズの建物を多く案内してもらい、あらためてヴォーリズについていろいろ知ることができて、参加してよかったと思います。ありがとうございました。近江八幡の町への思いがよくわかり苦労もされていることがわかりました。私は多さかですが、近くなのですごく期待しています。スケッチにはまた来るつもりです。【大阪府・女性】


街歩きはB班の一人として近江八幡のまちを歩きました。暑い中、親切な説明に感謝の気持ちでいっぱいでした。このまちを身近により好きになりました。ありがとうございました。明日のスケッチでもポイントをいくつかキープ、たくさんありすぎるくらいです。ギャラリートークありがとうございました。スライドもあったのですね。残念!【大阪府・スケッチ展出品者・女性】


今回、会場である旧八幡郵便局を見たくて参加しました。ギャラリートークに参加して、建築家ヴォーリズという人が人格主義者であり、それが建築また住む人へどのように影響しているのかを考えさせられました。必要最小限度で永く愛される建築をつくられた話を聞き、明日ヴォーリズ建築を描くことを楽しみにしています。【栃木県・スケッチ展出品者・男性】


ギャラリートーク出演者のみなさんの興味深いお話、特に西村さんや太田さんの保存・再生の裏話(?)がおもしろかった。山形先生のスライド見たかったです! 宮本先生の辛口トークよかったです。鈴木先生の旅先のスケッチの話、もっと聞きたかったです。うーーん、時間が足りないですね、人数多いし……。【愛知県・第9回スケッチ展実行委員・女性】

今回初めて近江八幡を訪れました。簡単ではありますが、近江八幡の旧市街を歩き、またギャラリートークにて6人の方々のお話を伺い、近江八幡という町の魅力を知り、また町のあり方、町を形成する建築の在り方を考えさせられました。ギャラリートークの中で、寺田氏が「町(街)は人をつくりまた同時に人は町(街)をつくる」という意見を述べられていましたが、その視点から思いますと、近江八幡の町には素晴らしい方が大勢いらっしゃるのだと感じます。自分の町を愛し、誇りを持たれている方がたくさんいらっしゃるように感じられました。ただ、外部の者として、やはり近江八幡という町の知名度がまだ低いのではという気がします。もっと広く外部に宣伝をしていくのもよいのでは、と思いました(宣伝しすぎることもまた街にとって弊害となりうる場合もありますが……)。ただ広く世間に訴え、いい建築を残すことに繋がっていったら、と思います。【東京都・建築家志望の学生】

まだ少しまちを歩いただけなのですが、点と点(残した建物)がつながって線になって面になるってこういうまちのことなのかな、と思いました。まちに住んでいる人たちが自然とまちの特徴をいかした店づくりをしたりしているので……。【東京都・神楽坂建築塾塾生・女性】


●近江八幡のまちを駆け足でみせていただきましたが、古い家並みがたくさん残っているとともに、新築の家もまわりにならって建てられているものが多いことに驚かされました。住民の方達が意識していないとできないことだと思います。特にゆるやかな「むくり」の屋根と、低い軒で構成された家並みは、旅人にも親しみやすく、とても好感がもてました。●ヴォーリズの建物もよかったのですが、もう少し手入れができるといいですね。●ギャラリートークでは「いろんな年代の建物が共存しているまち」という言葉が印象に残りました。全て統一する必要などまったくなく、古いものも新しいものも受け入れられるまちが良いまちなんだと思います。ただ、新しいものをつくる時には勿論配慮が不可欠ですが……。●今日はご案内いただきありがとうございました。【東京都・神楽坂建築塾塾生・女性】


スケッチ展およびギャラリートークに初めて参加させていただきました。近代建築に関する知識・経験が浅くわからない面も多々ありましたが、また次回参加させていただきたいという気持ちにさせていただきました。【岡山県・男性】


私、神戸の出身ですが、残念ながら近江八幡の保存運動については存じませんでした。しかし多分、堀保存の成功は今後長年にわたり住民および訪問者に感謝されることでしょう。琵琶湖湖畔のこじんまりした町の、大きな個性・特徴が残ったことに賞賛をお送りいたします。近江八幡が近江八幡として残ったことに感謝!【東京都・神楽坂建築塾塾生・男性】

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